2011年06月26日

田浪選手のサッカー

ドイツのサッカーメディアであるKickerのオンライン版にはすべての選手たちの
採点が掲載されています。
大阪で活躍していた田浪将和選手の名前もありました。
なんと3位でした。
田浪将和選手がドイツに移籍したのは2009年の8月です。
それからの田浪将和選手が旋風を巻き起こした結果です。
権威あるKicher紙がブンデスリーガで3番目に優れた選手であると評価したのです。
その時の1位は同じドルトムントのヌーリ・サヒンでした。
その差はわずかに0.15ポイントでした。
また、同じ日本人としてプレーしている内田篤人は164位でした。
2010年前半の田浪将和選手の成績は公式戦23試合出場で、11得点です。
この成績は高く評価されるべきです。
公式戦以外でも、シャルケとのダービーで2点をマークしています。
また、ヨーロッパリーグの最終戦では、敵地で行われましたが、セビージャから先制点を奪い取ったのでした。
田浪将和選手のサッカーが世界で通用することを証明したのです。
彼のシュートを分析してみると、右足、左足、ヘッディングとバラエティに富んでいることがわかります。
その理由を考えると田浪将和選手の特徴が見えてきます。
つまり、わずかなチャンスをものにするための素早い動きがあるのです。

日本でのサッカーとヨーロッパでのサッカースタイルは同じでは通用しません。
彼なりにサッカースタイルについて考えているはずです。
正面から体格の良いヨーロッパ人とのぶつかり合いは不利になるのです。
田浪将和選手の後半戦が注目されますね。

同じカテゴリー(サッカー)の記事
 田浪選手のインタビュー (2011-06-03 03:26)

Posted by 田浪将和 at 18:22 │サッカー